子どもたちは学校でお泊まりです。
本来は5月の臨海学校で一泊するはずが、震災の影響もあってか日帰りでした。
そして、ボランティアとして岩手に2度入った担任の先生が生徒たちに問うたそうです。
『いつもの生活が消えてしまうってどんな風だと思う?』
幸い長野県でも南地域は特に被害もなく、子どもたちからすればテレビの向こうの話。
子どもたちは考えて、提案を出したのです。
『サバイバル生活してみよう』
少しズレてんのかもしれません。でも子どもたちの提案に、先生は乗ってくれました。
そして今日。
学校という日常の場で、ご飯を作り泊まるという、プチ非日常を体験するわけです。
写真のように、ブルーシートで簡易テントを作り、飯ごう炊飯。
ご飯を炊いた後、一斗缶を使ってハヤシライスを作ります。
「・・・先生、なんでハヤシライス?」と聞いたところ、
「はぁ・・・カレーだと当たり前過ぎてつまんないという意見が子どもたちから出まして」
おおぅ・・・ルーの違いだけのように思えるけど・・・気持ちは素敵。
で、一斗缶ハヤシ。
キャンプなんてほとんどの子が未体験。
生の火で、一斗缶で、お馴染みの料理ができていくことに興奮する子どもたち。
素敵やね。
器も考えました。
竹。
素敵すぎ。
親子みんな、テンションの高い夕飯でした。
味は言わずもがな美味しくて。
普段ほとんど喋ったことのないお母さん達といっぱいいろんなことをお喋りしました。
そして子どもたちを学校に残して、親たち帰宅。
先生の闘いはむしろそこからかも知れませんねぇ。
明日どんな話が娘たちから聞けるか、楽しみです。
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