「さぶっ」
玄関を開けると気分はゲレンデの真ん中。
信州にもやっぱり雪がやってきました。
僕にとって雪は、酢豚に入ったパイナップルのように、無くても別に困らないもの。
こんな朝は、まずポケットに手を入れて、背中を丸めて、足下を確かめながらソロソロと歩く。
すると足下から懐かしい妙音が、
『きゅ、きゅ、きゅ』っと。
これだ、これだ。
子どもの頃この音が好きで、雪の日に歩き回ったなあ。
それこそ犬のように喜び庭駆け回り、母親に怒られたっけ・・・。
そんな思い出に浸ると、なんだか靴が軽くなり、楽しい心持ちがしてきました。
歩く速度も少しは上がりましたが、もう庭は駆け回れません(笑)。
雪の日の楽しみを一つ思い出した信州の朝。
たまにはいいもんですね (^^)
PS:霜柱を踏む時の『さく、さく、さく』も妙音ですよ。