2012年3月13日火曜日

中日新聞「パパ目線の子育て冊子配布」

パパ目線の子育て冊子配布


 伊那谷の子育て中の父親らでつくるグループ「信州育メンズ」は、子育て応援冊子「パパ育児ずかん」を作製し、子育て支援施設などでの配布を始めた。


 冊子はA5判変型の14ページ。県の地域発元気づくり支援金を得て作り、デザインは同グループのメンバーでイラストレーターの篠田鉱平さん(36)=伊那市上牧=が担当した。


 メンバーや子育て中の父親の意見を聞き、「子どもができて変わったことは」「子どもと楽しんでいる遊びは」「得意料理はある」などの項目ごとに、父親たちの声を掲載している。取り上げたこれらの8項目には余白を設け、自分の意見を書き込めるようになっている。


 9000部製作し、育メンズの催しや同市などの保育園のほか、希望者への配布を計画している。篠田さんは「お父さんたちの生の声を集め、お父さんの目線で作った。手に取って読んでもらえるよう、イラストや写真を使って親しみやすくデザインした」と話す。


 関耕介代表(38)=飯田市下久堅=は「母親の手伝いとしてだけでなく、父親ならではの子育ての喜びや楽しみ方もあると思う。冊子を見て、子育ての参考にしてもらえれば」と話している。問い合わせは、事務局の古畑克己さん=電0265(74)6697=へ。 (鴨宮隆史)

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